診察

 近況報告です。

 

 平成30年11月13日、国立精神・神経医療研究センターにて、頭部MRI、2回目の脳血流シンチ(脳の血流量を計る)、山村先生の診察を受けました。

 すべて予約し、MRIは9時半予約で、そこから1時間後ずつの予約でMRIとシンチは順調に進んでいましたが、診察が待ちました。

 

 2時間・・・・

 

 長かった・・・

 

 予約時間を過ぎて20分くらいの時に、受付のクラークさんに待ち時間を伺ったところ、「15人・・・なので、2時間くらいです。」と、慣れた様子で教えてくださいました。

 本当に2時間待ちました。ただただ疲れました。でも座って待てたので、なんとかなりましたが、だんだん頭が重くて、首が上がりにくくなっているのを感じました。

 痛みはほとんどなかったのでよかった。運動スピードも変わらず過ごせました。

 

 山村先生の診察は2回目。

 初回時には病歴や現状をお話しして、血液検査も当日に行ったので次回にその結果を診て、飲み薬を決めますとのことで、

 今回お薬の処方をしていただきました。

 

 慢性疲労症候群の根本的なメカニズムを現在研究してくださっている所のため、慢性疲労症候群自体に対する直接的なお薬はまだないのですが、

 血液検査により、免疫機能の低下がみられるため、免疫に対するお薬で私が処方されたのは関節リウマチのお薬です。

 山村先生は、何か副作用が出現するようであればすぐに内服を停止するように話されました。

 次回は1か月後。再度、血液検査を行って、腎臓や肝臓に異常がみられたら、違うお薬になるのかな、たぶん。もし問題がなければ、増量するとのこと。

 

 

 平成30年11月14日、国際医療福祉大学市川病院リハビリテーション科角田先生の受診。診察(問診)を行っていただき、来月12月に入院になりました。

 この病院では、経頭蓋磁気刺激(TMS)治療をしていただきます。

 

ichikawa.iuhw.ac.jp

 

 月曜入院し、火曜から金曜まで午前午後それぞれ20分の治療を実施、土曜に退院の予定です。

 

 この経頭蓋磁気刺激治療は、もともと脳血管疾患やうつ病の患者さんに治療していたものだったのですが、角田先生が慢性疲労症候群の患者さんにも治療を行い、成果が出ていており、現在は研究してくださっています。

 

 この治療を行い、効果が出る方と出ない方がいるらしく、先生いわく慢性疲労症候群の患者さんの7割程度の方に効果がみられているようです。

 それは、同じ慢性疲労症候群の診断をされた方でも、脳内の同じ部分に病変がある訳ではなく、人により異なるため、この治療で効果のでる前頭葉に病変がない方には効果がみられないとのことです。

 

 聞いてみたら、それはそうだろうなという感想になります。

 ただ患者当人なので、ヒヤヒヤしても意味がないけど、ヒヤヒヤしています。

 

 私は先月にも国立精神・神経医療研究センターの脳血流シンチを行っております。

 検査結果は、異常あり。

 

 今まで、血液検査や尿検査、CT、MRI、心電図など、いろいろな検査を行っても異常が出なかった私としては異常値がでたことで、やっと次に進める、やっと慢性疲労症候群と診断してもらえると喜んでいるのと同時に、

正式に自分は病気なんだなと悲しくもなりました。

 今でも不思議な感覚です。

 病気にはなりたくないけど、この自覚症状が錯覚とは思えないし、詐称しているつもりもなく、でも人には伝わらないもどかしさをどう考えたらよいのか、ずっと謎でした。

 何度も不思議な気持ちになるのですが、それでも、もうなってしまったものは仕方ないので、今は治療に専念するようにしています。

 

 今日は暑いですね、窓を開けていても暑いです。

 私は体温コントロール不良のため、同じ気温でもあつなったりさむなったり、いつも忙しいです。

 寒いより良いですが、こればこれで疲れてしまったので、私が行っている他の治療についてはまた今度お伝えします。

 

 それでは失礼します。